透かし剪定をツツジにも! 〜茨城県水戸市Y様〜
早いもので、ついこの間、年があけたと思ったら、もう一月も終わりです。
年を重ねるごとに時間の流れが早くなるとは聞いていたものの、
益々加速するような気がするのは私だけでしょうか。
さて、今回ご紹介するのは、 茨城県水戸市のY様のお庭の一角のツツジの剪定。
以前に、こちらの記事↓でも「刈り込剪定の現実」というタイトルでご紹介していますが、(https://3110-greenlife-28.com/blog/20211112222114-907/)
今回は その終了した後の様子をご紹介します。
確かに ツツジは花が終了した後直ぐ、というのが剪定時期で
夏以降に剪定してしまうと、花芽を落としてしまうことになるので、花数が減ってしまいます。
今回はその旨をご説明したうえで昨年秋に剪定したものです。
このY様の庭のつつじは、少なくとも50年以上刈り込み剪定をし続け、
一度も透かし剪定をしたことはありません。
とは言うものの、ごく一般的に、
つつじは刈り込み剪定をする事がほとんどですが、
Y様は、まん丸に刈り込まれたツツジにびっしりと花がつき、
赤や白やピンク色のまん丸が、庭にたくさんある風情が、
あまりお好みでは無いとのことで、
透かし剪定を施してみることにしました。
以前の記事でもご紹介しましたように、
刈り込みされて、びっしりと葉がついたその内側の沢山の枯れ枝を綺麗に取り除き生きている枝だけ残し、
クネクネと曲がってしまっている枝は、
それを生かしつつバランスをとっていきます。
すると、まん丸に刈り込まれて来たツツジが
軽やかで 清正とした佇まいになり、重々しさは無くなってくれました。
その様子がこちら、ビフォアーアフターでお見せしましょう!
こちらが剪定前↓
そして・・・・
こちらが剪定後!!!
↓↓↓
歴然とした違いがありますね。
今回は晩秋に剪定をしたので、
今年の春は花数はかなり少なくなると思いますが、
ハラハラと優しく、ほのかに咲くツツジもまた風情があるものです。
今後この透かし剪定を続けていくことで、
どんな風にこのツツジの庭が変化していくのか、
私もそれが楽しみです。
Y様も「ああ、これならまん丸の重々しさもなくて、ずっとカッコ良く、素敵になったと思います!」
と喜んでくださいました。
Y様の広大なお庭の一角にお爺さまが植えたつつじ達も
50年以上の時を経て、新しい佇まいとなり
この先もY様の目を楽しませてくれることでしょう。
この状態で花が咲いたら、
またご報告したいと思います。
乞うご期待!(笑)