クリスマスシーズンの庭づくり
12月になり、寒さが厳しくなってきましたね。
特に朝方の寒さは「冬がきたなー」と痛感させられます。
紅葉もすっかり散ってしまい、落ち葉をほうきで掃く音があちらこちらで聞こえてきます。
さて12月といえば、クリスマスのイメージが強いのではないでしょうか?
子供の頃の楽しい思い出の余韻なのか、大人になってもついワクワクしてしまうイベントのひとつです。
クリスマスツリーを家の中で用意する人もいれば、庭木にイルミネーションの飾り付けをする人もいますよね。
最近では人工のクリスマスツリーではなく、本物のモミの木などがお庭に植えてあったりします。
温かみや迫力はやはり本物の木の方が感じるのではないでしょうか。
またモミの木の他に、ドイツトウヒやゴールドクレストも海外ではクリスマスツリーとしてよく使われている木です。
一見同じような種類の木ですが、それぞれ特徴が異なります。
モミの木
モミの木は定期的に剪定が必要な木ですが、ある程度特徴を知っていれば、管理はそれほど難しくはありません。
枝が丈夫なので装飾やイルミネーションにも強い木です。
ドイツトウヒ
ドイツトウヒは松ぼっくりがみのる松の仲間の木です。
緑の色が濃く、冬の寒い気温にも強いので寒さが厳しい地域でも比較的育てやすいですよ。
剪定もそこまで頻度は必要ありません。
ゴールドクレスト
個人的に一番クリスマスツリーっぽいなと思うのがゴールドクレストという木です。
ゴールドクレストは本来20mほどにまで成長する高木なので、鉢植えで管理することをおすすめします。
こちらは枝がそこまで強くない植物なので、装飾やイルミネーションを施すには残念ながら向きません。
こういった植木をお庭に植えることで一気にお庭が北欧風になるので、木の存在感とは不思議なものです。
造園とクリスマスツリー、あまり接点がないように感じるこのふたつですが、モミの木をクリスマスツリーの形に剪定を行っている会社も存在します。
商業施設やテーマパークに飾られる巨大なクリスマスツリーは造園業の人が設置している場合も多いんですよ。
特に大きい木の剪定や設置となると、一般の人には危険で難しい作業になるので造園のプロにお任せくださいね。
どうかみなさん、素敵なクリスマスをお過ごしください。