透かし剪定 良いこと尽くし! 〜茨城県水戸市T様〜
日本海側での例年に無い大雪がニュースで大きく取り上げられるほど、今年は寒い冬。
ここ茨城県水戸市でも、とても寒い日が続いています。
庭の剪定作業も、閑散期に入っていることもあって
先月までの忙しさに比べて、落ち着いてきましたが、
そろそろ確定申告の準備。
毎年この時期、何だか気持ちが落ち着きませんね。
でもまあ、これが終われば春だなあ、なんて思いながら
書類整理に取り掛かっています。
さて、今回は先月剪定作業にうかがった、
茨城県水戸市T様のお宅の庭にある
モチノキの選定作業の様子です。
T様のお宅にもたくさんの庭木がありますが、
特に今回はこのモチノキの剪定をお願いしたいと
昨年末にご依頼をいただきました。
こちらの下の写真が剪定前の様子です↓↓
かなり生い茂ってしまい、樹形も崩れてしまっていますね。
はじめは「刈り込みの仕立て剪定で」という予定でしたが、
他の木の剪定後の雰囲気がとても素敵になったと
このモチノキも一度透かし剪定を施してみたいとおっしゃり、
予定していた「刈り込み仕立て剪定」を変更して、
透かし剪定できる限り自然樹形にしてみることになりました。
まずは不要な枝を大きく抜いていくことから作業が始まり、
その後細かい枝を抜いていきます。
ここまで生い茂ったものを透かしていくわけですから
最初は結構な量の枝を落とすことになり、
T様もちょっと驚かれた様でした(笑)
でも、剪定を終えた後の様子をご覧になって
とても喜んでくださいました。
下の写真が剪定後の様子です↓↓
いかがでしょうか。
ずいぶんと重たさが軽減されましたね。
モチノキは常緑樹ですし、元々やや重たい雰囲気の木ですが、
とても軽やかで、自然な木姿になってくれました。
この作業を後2、3年繰り返しさえすれば、
樹形は更に自然な姿に整っていき、
春に枝葉が伸びたとしても、以前の様な重たさにはなりませんし
少し伸びたとしても、それ程気にならない程度になっていきます。
その後のメンテナンスといえば、新しく伸びた細い枝を選びつつ、
軽めの剪定を行う程度。
やはり長い目で見れば、
透かし剪定は良いことづくしの剪定法なのです!
「モチノキはボテッと重たくてあまり好きになれなかったんですけど、こうなってくれると、なかなか素敵ですね!」
と、T様もご満足の様子。
私たちSK齊藤造園では、
お客様に透かし剪定のメリットとデメリットを丁寧にご説明し、
ご納得いただいた上で施工していますが、
現在までのところ、透かし剪定を施した樹木に関して、
ほぼ全てのお客様にご満足いただいています!