透かし剪定の実例 〜茨城県水戸市F様〜
クリスマスも終わり、すっかり年越しモードになってきましたが、
現在、日本海側や近畿地方に歴史的寒波が来ている様ですが、
ここ茨城県水戸市でも、昨日26日の最低気温がマイナス5℃。
本当に極稀な寒さです。
年内の作業も一山超え、一段落しましたが
今年一年の間に行った剪定作業の中の一つをご紹介しようと思います。
茨城県水戸市のF様のお庭の、シラカシの剪定です。
当社のホームページをご覧くださってのご依頼で、
『繁りすぎて重たい感じなので、自然な感じを残したままに軽やかにして欲しい』とのご希望でした。
確かに最初の状態はこちら↓(下の写真)です。
これでは、F様がそうおっしゃるのも良くわかります。
このまま放置すると、段々にはお隣にもご迷惑になりますし、
外側ばかりに葉が生い茂って、内側の枝葉は枯れてしまいます。
今細い枝でも、益々太くなるにつれて、
自然な樹形を保ったまま剪定することが段々と困難になって行きます。
ナチュラルな、風にそよぐ様な木姿を保つためには、
木が、あまり大きくならない、枝がまだ細いうちに、
透かし剪定をして、枝を抜いておく事がとても効果的です。
枝が太くなってから枝を抜くと、どうしても切り口が大きくなり、
枝を落とした事が歴然とわかってしまい、自然な木姿を保ったままサイズダウンすることが、やや困難になります。
やはり、
『 剪定して軽やかになったけれど、どこを切ったのかが遠目にはわからない 』これが理想です。
F様のこのシラカシも、欲を言えばあと2年早くご連絡くださっていたら さらに美しく自然に仕上げられたのに、とも思いましたが、今年ご依頼いただいたということは、
ご連絡頂いた時が剪定時期だったということなのかもしれませんね。
剪定作業はあっという間に終わりましたが、
自然な樹形を残したまま、
かなり軽やかに、涼しげに透かすことができたように思います。
「同じ木とは思えない!お願いしてよかったです!」
F様にもそう喜んでいただけました。
下の写真↓が施工後の写真。
この作業を来年も続けていけば、
次第には、2〜3年に1度の剪定で十分になって行き、
益々樹形は整って、ナチュラル感が増し、
軽やかなままの樹形を保ち続けることができます。
私達 SK齊藤造園は、
庭木にとっても、お客様にとっても利点の多い、
透かし剪定を推奨しています。