造園・剪定 そして花 〜茨城県水戸市でパリの花を〜

query_builder 2021/11/18
ブログ
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ここ茨城県水戸市では、随分と紅葉が進んできました。

仕事の移動中の山林の色付く木々の葉が太陽の光に輝く様は

本当に美しいものです。


昨日のことになりますが、

茨城県水戸市と、フランスパリでフラワーデザイナー としてご活躍の

安蔵博さんのフラワーレッスンを受けてきました。

安蔵さんは、SK齊藤造園のお客様の一人で、

安蔵さんのご実家の庭の管理を

SK齊藤造園にご依頼いただいているのですが、

作業に伺う度にコミュニケーションを深め、

私たちが目指す造園、剪定について、

そしてお花のお仕事について、お互いに話し合ううちに、

何か、私たちが理想とする造園と

安蔵さんのお花には共通するものがあることを知り、

是非レッスンを受けてみたいと思う様になりました。


安蔵さんが仰ることは、

それぞれの花が本来持つ、自然な美しさを消して崩さないこと。

決して無理に強制しないこと。

そよ風に揺れる様な透明感のある自然な花の姿であること。

それはまさしく私達が造園、剪定において

目指す方向性と一緒でした。

私たちも、それぞれの庭木が本来もつ自然な木姿を尊重しつつ、

手を入れ、庭全体に透明感がある様に、

ほのかに透ける様に「透かし剪定」をすることを大切にしているのです。


そして 今回のフラワーレッスンで一つ驚いたことは、

お庭に咲く「菊」が花材に加えられたことでした。

菊の花はどうしても仏花、つまり仏壇の花というイメージがあるので、

正直少し抵抗がありましたが、

仕上がった作品は、見事に美しく、

私達の菊の概念を見事に崩された感じでした。


写真は、それぞれの生徒さんが作った作品を並べ、

写真撮影のために、安蔵さんが、

ご自宅の庭の木の枝使って、ディスプレイしてくださったもの。

茨城県水戸市のご実家の納屋で撮影したのですが、

まるで17世紀ヨーロッパの絵画の様です。


改めて、私達が追い求める庭、木姿は

花の世界にも通じるものがある、そう思いました。

本当に楽しいフラワーレッスンでした。

いつか、こんな感覚をお持ちの安蔵さんの花の世界と

私たち SK齊藤造園とのコラボレーションができないものか、

そんなことを考えながら、

紅葉で色鮮やかな雑木林の木々を見ながら帰路につきました。


これからも様々な分野の同じ方向性を持つ方々と一緒に

今後何か活動ができたら、

きっと何か とても素敵なことができる。

そんな気がしました。










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