透かし剪定という魔法 〜庭木本来の美しさを 茨城県水戸市A様〜
今日の茨城県水戸市は、やや風が冷たいものの、
過ごしやすい秋晴れの一日となりました。
今日ご紹介するのは、4年ほど前からお付き合いのある、
茨城県水戸市のA様のお宅の剪定作業。
まず始めは、このドウダンツツジ。
このドウダンツツジは、今まで丸く球体に刈り込み剪定されてきましたが、
今回はA様のご希望で、この庭木に透かし剪定を施しました。
するとどうでしょう!
まるで魔法をかけたかの様に
今回初めて立派な幹と枝が姿を現し、その上に優しく葉が重なり、
背景がほんのりと透けてえる、
格調高い風情ある木姿に生まれ変わってくれたではありませんか!
丸く刈り上げる 刈り込み剪定を施していると、
こうしたせっかくの立派な幹や枝振りも
びっしりと詰まった葉に隠されて見えないままですが、
枝を抜いて、この幹と枝振りを程よく見せながら、
優しく品格ある 美しい木姿になってくれます。
刈り込み剪定をし続けている庭木は 、
びっしりと詰まった葉に日光が遮られ 内側に日光が入らず、
内側に枯れ枝が出たり、また、
風通しが悪ことから病気が出たりと、
少しずつ木が痛んできてしまいますが、
それは、この透かし選定を施すことによって解消され
庭木を健やかに保ち続けることができるのです。
それが当社SK齊藤造園が透かし剪定を強く推奨する
大きな理由の一つです。
A様は今回は思い切ってこのドウダンツツジに透かし剪定を施したことで、
この木の品格が何倍も上がったと、
とてもお喜びのご様子でした。
写真は、A様の庭のドウダンツツジに透かし剪定を施した後の木姿。
今まではこの木を見るほとんどの人が知らなかった、
この木本来の美しさが姿を現してくれたことに、
そして何よりA様の心から喜んでくださる様子に、
私自身も感無量でした。
このドウダンツツジは、
以前に増して、これからも四季折々の美しい木姿に
人の目を楽しませ、
愛され続けることだろう。